新人こそ、賞与・昇給はしっかりと判断すべき

新人こそ、賞与と昇給はしっかりと見極めて、差を出すべき。給料を大幅に上げなさいとか、ボーナスをたくさん出せとは言わない。しかし、差を付けるべきだ。
今まで、一律5,000円UPを、ある人は10,000円で、ある人は5,000円にしろとは言わない。出来る人は、3,000円UPで、出来ない人は1,000円UPで充分だ。こちらの方が断然良い。
会社に入り、各々が異なる仕事をし、異なるパフォーマンスを出す。ハイパフォーマンスな人もいれば、そうでない人もいる。当然の事だ。なのに、「新人だから一律」のセリフで皆平等に給料を上げ、ボーナスを出す。いかがなものか。
仕事の出来る人は、同期をはじめ先輩からも頼られる。残業も少ない。
そうでない人は、仕事が遅くて残業をしてしまったり、効率が悪かったりする。
このような人材に対して、同じ評価をするということは悪影響を及ぼす。ピンポイントで言うなれば、給料の面だ。

  • 仕事の出来る人は、残業も少ない=残業代が少ない。=手取額が少ない
  • そうでない人は、残業が多い=残業代が多い。=手取額が多い。

これら2人の給料が同額で増えるとなると、仕事が出来る人は、損をしている。効率も良く、成果を出すが、残業が少ないぶん収入が少ない。
逆に、そうでない人は、得をしている。出来ないのに、出来ている人と同じ待遇。さらに、残業代も貰えて収入が多い。
これはおかしな事ではないのか?自分が仕事が出来る立場ならば、モチベーションが下がる。仕事が出来ない立場ならば、ラッキー、このままでいいや。と考える。
入社して1年目の評価。人生、はじめてのお金に響く評価だろう。それが、理不尽な結果なんてどう考えても悪い事だ。「なんだ、実力差があっても同じ評価じゃん。なら、今のままでいいや。」などと社会人1年目に思われたら最悪だろう。差を付けることで、プラスの人は、さらに頑張る。相対的にマイナスの人は悔しく思い、次の1年こそ、の気持ちで頑張るのではないか。
「新人だから一律」ではなくて、「新人だからこそ、差をつける」という構えが大切だ。
新人の私は、こう思う。