それは、建前なのか、本音なのか?

最近、セキュリティに厳しいですね。内部統制やらJSOXやらコンプライアンスやらプライバシーマークやらISOやら、どれもよく分かりませんが、これらの影響なのでしょうか。

さて、本題です。
この間、「上期は、フリーのテストツールを自分のマシンへ導入してテスト効率を上げる」と、上司へ告げました。そうすると、

そのツールは、フリーなのか?フリーならば会社の許可は取ったのか?

と言います。うちの会社、ソフトウエアをダウンロードし、使用する場合は許可が必要なのです。しかし、これは守られておらず、というよりむしろ、徹底されておらず、放置状態です。そして、いつもフリーソフトを使用するなどを言うと、「許可は取ったのか」を必ず言います。もう聞き飽きたので、この際はっきりさせようと思いました。「どうやったら、許可とれるんですか。今入っているフリーのソフトは全部申請しなければならないのですか。」そうすると、ちょっと分からんと言います。おいおい、そりゃねーだろ。最後には、「とりあえず良いよ、聞いてみる」となります。実際に、聞いている様子はありません。結果も来ません。こんな調子でいつも放置状態。

申請制にすると、数百人の人から数十本の申請が来るでしょう。これをさばけるのでしょうか。
それとも、使用して良いソフトを一覧にするのでしょうか。その一覧のメンテは誰がするのでしょうか。

どっちも今まで不可能だったから、放置状態なんだろ。
上司も、一応会社の決まりだからってことで、「許可とった?」と聞いているはずです。もし、本気で「許可とった?じゃないと駄目だよ」という意味ならば、すぐに申請制にするか、使用可能ソフト一覧作り、その運用が回るまで全社のフリーソフト使用禁止例を出してください。そうじゃないと意味がないです。
それが無理ならば、許可制という制度をすぐにでも廃止すべき。
許可制だから一応、聞いておくか、迷惑。何の意味もないんだからさ。

僕は周りの人みたいに、秀丸を購入出来るほどお金持ちじゃありません。けっこうつかっているひとがおおくてすごいなー。